保険情報のインポート

処方のインポートとやり方はほぼ一緒で、保険情報のインポート専用の別DBファイル「保険情報取得」を用意して一旦そこにデータを取込みます。再審査請求での活用を考えると、有効期限の終了している保険の情報が必要な場合も想定されますので、ここでもインポートされたデータ一覧を表示し、そこで必要な保険情報だけを選択して「患者登録」に送るようにします。

保険情報は患者保険情報テーブル"tbl_pthkninf"、患者公費情報テーブル"tbl_ptkohinf"に記録されています。

なお、病名や処方のインポートと同様、"ptid"を検索条件としてインポートしています。


新規データベース
「保険情報取得」を作成し、まずフィールド定義。

(1)No.       <数字フィールド>      検索対象の患者番号を入力するフィールド。
(2)ptid       <数字フィールド>      患者登録DBからルックアップで自動入力。
(3)保険のクエリー  <グローバル・フィールド> SQL文の共通部分を格納する。

SELECT "tbl_pthkninf"."contkbn", "tbl_pthkninf"."hihknjaname", "tbl_pthkninf"."hknid", "tbl_pthkninf"."hknjanum", "tbl_pthkninf"."hknnum", "tbl_pthkninf"."hojokbn", "tbl_pthkninf"."honkzkkbn", "tbl_pthkninf"."kigo", "tbl_pthkninf"."num", "tbl_pthkninf"."ptid", "tbl_pthkninf"."tekstymd", "tbl_pthkninf"."tekedymd"
FROM "tbl_pthkninf"
WHERE "tbl_pthkninf"."ptid" =


(4)保険のクエリー全文  <計算フィールド>

=保険のクエリー & ptid

(5)公費のクエリー    <グローバル・フィールド> SQL文の共通部分を格納する。

SELECT "tbl_ptkohinf"."ftnjanum", "tbl_ptkohinf"."jkysnum", "tbl_ptkohinf"."kohid", "tbl_ptkohinf"."kohnum", "tbl_ptkohinf"."ptid", "tbl_ptkohinf"."tekstymd", "tbl_ptkohinf"."tekedymd"
FROM "tbl_ptkohinf"
WHERE "tbl_ptkohinf"."ptid" =


(6)公費のクエリー全文  <計算フィールド>

=公費のクエリー & ptid

(7)保険ID取込み "tbl_pthkninf"."hknid"を取り込む。
(8)保険番号取込み "tbl_pthkninf"."hknnum"を取り込む。
(9)保険者番号取込み "tbl_pthkninf"."hknjanum"を取り込む。
(10)本人家族区分取込み "tbl_pthkninf"."honkzkkbn"を取り込む。
(11)補助区分取込み "tbl_pthkninf"."hojokbn"を取り込む。
(12)継続区分取込み "tbl_pthkninf"."contkbn"を取り込む。
(13)記号取込み "tbl_pthkninf"."kigo"を取り込む。
(14)番号取込み            "tbl_pthkninf"."num"を取り込む。
(15)適用開始年月日取込み "tbl_pthkninf"."tekstymd"を取り込む。
(16)適用終了年月日取込み "tbl_pthkninf"."tekedymd"を取り込む。
(17)公費ID取込み "tbl_ptkohinf"."kohid"を取り込む。
(18)公費保険番号取込み "tbl_ptkohinf"."kohnum"を取り込む。
(19)負担者番号取込み "tbl_ptkohinf"."ftnjanum"を取り込む。
(20)受給者番号取込み       "tbl_ptkohinf"."jkysnum"を取り込む。
(21)公費適用開始年月日取込み "tbl_ptkohinf"."tekstymd"を取り込む。
(22)公費適用終了年月日取込み "tbl_ptkohinf"."tekedymd"を取り込む。
(23)保険ID <グローバル・フィールド>
(24)保険番号 <グローバル・フィールド>
(25)保険者番号 <グローバル・フィールド>
(26)本人家族区分 <グローバル・フィールド>
(27)補助区分 <グローバル・フィールド>
(28)継続区分 <グローバル・フィールド>
(29)記号 <グローバル・フィールド>
(30)番号 <グローバル・フィールド>
(31)適用開始年月日 <グローバル・フィールド>
(32)適用終了年月日 <グローバル・フィールド>
(33)公費ID <グローバル・フィールド>
(34)公費保険番号 <グローバル・フィールド>
(35)負担者番号 <グローバル・フィールド>
(36)受給者番号 <グローバル・フィールド>
(37)公費適用開始年月日 <グローバル・フィールド>
(38)公費適用終了年月日 <グローバル・フィールド>

フィールド定義は以上。

保険情報インポートのスクリプト、公費情報インポートのスクリプトを作成して、両者のデータが取り込まれたら一覧を表示し、必要なレコードのデータをグローバル・フィールドコピーする。
「患者登録」ではそれらのフィールドをルックアップするよう設定しておき、再ルックアップするようスクリプトを作成しておけばよいでしょう。
患者登録のページにデータ・インポートのスクリーン・ショットを掲載しましたので、こちらも参照してください。



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