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そろそろ「スギ花粉」が飛ぶぞ!
そろそろスギ花粉が飛散する季節が近づいて来ました。昨年はスギ花粉が多かったので、大変な思いをされた方が多かったでしょう。今年は予想では少ないのではないかと言われています。でも花粉の飛散が少ないといっても、スギ花粉に対するアレルギーのある方はアレルギーを起こし、目のかゆみやくしゃみが出てくるでしょう。この大変さは経験された方しか分かりません。
「アレルギーなんてなければ良いのに」と思われている方々が多いと思われますが、「アレルギー」とは何なのでしょう?これは「免疫」といって、目に見えない外敵から身体を守る防御機能なのです。免疫には先天性免疫と後天性免疫があり、先天性免疫は母親から受け継いだものです。後天性免疫には自然獲得免疫と人工獲得免疫があります。代表的な自然獲得免疫は、麻疹(はしか)や流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)水痘(みずぼうそう)などのように、子供の時に一度かかれば終生免疫ができて、その後にそのウイルスに遭遇しても免疫のお陰で発病することはありません。人工獲得免疫は予防接種で人工的に作られた免疫です。
アレルギーは自然獲得免疫の仲間ですが、害のあるウイルスに対する免疫との大きな違いは、本来無害なものが体内に入ったときに異物として認識され(感作という)、身体が過剰に反応してしまうことです。昨年大変多くの花粉が飛んだので、その花粉に感作された人は、今年同じ花粉が体内に入って来ると過剰反応(アレルギー)を起こすことになります。これが花粉症です。
アレルギーの病気のなかで特に多いのは目や鼻に起きるアレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎です。これらの主な原因は、花粉(スギ、イネ科植物、キク科植物等)、ダニ、犬、猫などのペットの毛やフケなどです。特にスギ花粉によるアレルギーが約半数で、最近増加しています。アレルギーの原因はまだわからないことが多いのですが、最近の環境の変化、ディーゼルエンジンなどによる大気汚染や暖かくなった室内にダニやカビが増えたことなどが原因ではないかと考えられています。
アレルギー性結膜炎とアレルギー性鼻炎は同時にかかることが多く、症状は目のかゆみ、充血、めやに、流涙、鼻みず、鼻づまり、くしゃみなどが主です。時には喉の痛みや咳も起こります。目をこすり過ぎると白目(結膜)がブクブクに膨れてまぶたの外まではみ出してしまうことがありますので、こすらないように注意して下さい。
アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎の治療は、抗アレルギー剤である点鼻薬、点眼薬がよく使われますが、効果が不十分な場合には抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤などの飲み薬を使用することもよくあります。一番良く効くのはステロイド剤で、点眼薬、点鼻薬、内服薬、注射薬があり、症状の強いときに使います。しかし良く効く薬には必ずといってよいほど副作用がありますから、専門医で薬の効果、副作用などの経過観察をしながら適切に使うことが必要です。アレルギーの予防ですが、一番は花粉やダニ、ハウスダストなどのアレルギーを起こす原因になるものを体内に入れないことです。
花粉の多い時期には花粉が目や鼻に入り込まないように、防塵用のメガネやゴーグルをかけたり、防塵用のマスクを使うと効果的ですが完全に防ぐことは難しいでしょう。花粉の飛び易い日などはなるべく外出を控えたり、外出から帰宅したときには衣服についた花粉を十分落としてから室内に入るようにするなどの処置が必要です。目を洗うことは目に入った花粉を洗い流すという意味では効果が期待できますが、結膜炎になってしまってからは目の防御作用そのものも一緒に洗い流してしまうことになりますのであまりお勧めできません。何年もアレルギーが続いている方には、花粉が飛散する前から予防の意味で抗アレルギー剤を使用する予防的治療もありますので主治医とご相談ください。
花粉に対する過敏な体質を改善する「減感作療法」という治療法があります。これはアレルギーを起こす花粉のエキスを微量ずつ注射して、身体を徐々に慣れさせて行く治療法ですが、根気よく注射を続けるために通院が必要となります。また人によっては効果が現れにくい場合もありますので、専門医とよく相談してください。
アレルギーの予防ですが、一番は花粉やダニ、ハウスダストなどのアレルギーを起こす原因になるものを体内に入れないことです。花粉の多い時期には花粉が目や鼻に入り込まないように、防塵用のメガネやゴーグルをかけたり、防塵用のマスクを使うと効果的ですが完全に防ぐことは難しいでしょう。
花粉の飛び易い日などはなるべく外出を控えたり、外出から帰宅したときには衣服についた花粉を十分落としてから室内に入るようにするなどの処置が必要です。目を洗うことは目に入った花粉を洗い流すという意味では効果が期待できますが、結膜炎になってしまってからは目の防御作用そのものも一緒に洗い流してしまうことになりますのであまりお勧めできません。何年もアレルギーが続いている方には、花粉が飛散する前から予防の意味で抗アレルギー剤を使用する予防的治療もありますので主治医とご相談ください。
花粉に対する過敏な体質を改善する「減感作療法」という治療法があります。これはアレルギーを起こす花粉のエキスを微量ずつ注射して、身体を徐々に慣れさせて行く治療法ですが、根気よく注射を続けるために通院が必要となります。また人によっては効果が現れにくい場合もありますので、専門医とよく相談してください。
スギ花粉が飛び出す日は、1月1日から毎日の最高気温を加算して、その積算最高気温が370〜410度になるであろう日をスギ花粉の飛散開始予測日としています。例年の東京の花粉飛散開始は2月中旬です。今年は寒い日が続いていますから例年より少し遅くなるかもしれません。今年の1月5日から携帯向けサイトの花粉情報が提供されています。スギ花粉の飛散開始予想日や初観測日を提供することになっています。
携帯向けサイト「花粉飛散開始日Count Down」http://www.kafun.jpをご利用ください。
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