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急性結膜炎「はやり目」がはやってる!
結膜炎とは、細菌・カビ・ウイルスなどの微生物、紫外線・ほこり・ゴミ・
・摩擦などの物理的刺激、酸・アルカリなどの科学的刺激、花粉などのアレル
ギー反応などによって結膜に炎症が起きたものです。
急に白目(結膜)が充血して目やにが出るのが急性結膜炎です。急性結膜炎
は、白目の充血のほかに、目がショボショボしたり、涙が出たり、ゴロゴロしたりします。ほとんどの場合は、朝起きたときに「目やに」でまぶたが張り付いて開きにくくなっています。「目やに」は、涙、粘液、分泌物、結膜の上皮細胞、結膜の老廃物、そして白血球、リンパ球などが集まったものです。
急性結膜炎のうち、集団的に発生する結膜炎がありますが、それが「はやり
目」といわれるもので、ウイルス感染で起きた結膜炎です。感染力が非常に強
いので、はやるから「はやり目」と言われるのです。一家全員がはやり目にな
ってしまうこともよくあります。
はやり目は感染力の強いウイルスによって起こる結膜炎で、アデノウイルスの感染で起こる「流行性角結膜炎」は感染してから5〜14日で発症します。咽頭結膜熱はプール熱ともいわれ、別のアデノウイルスの感染で、咽頭炎による喉の痛みと発熱、結膜炎が起きますが、潜伏期間は5〜7日です。急性出血性結膜炎はエンテロウイルスの感染で起きる結膜炎で、結膜の充血のみならず結膜に出血を起こします。潜伏期間は短く1〜2日です。
この病気の有効な目薬はありませんし消毒薬もありませんので、流行しないように感染の予防が大切ですし、ウイルスに対する抵抗力をつけるため十分な休養が必要です。もしうつってしまったら、補助的に他の感染を起こさないために抗菌点眼薬や、炎症を抑えるためにステロイド点眼薬などを使用して治療します。何よりも一番大切なのは、他人にうつさないことと、自分でもうつらないように気をつけることです。
結膜炎が治まってきた頃に、黒目(角膜)の表面に小さな点状の濁りが出てくることがあります。点状表層角膜炎といい、流行性角結膜炎が完全に治らないうちに治療をやめると、これが出てくることがあります。ひどい場合には視力が落ちてくることもありますので、医師が「もう治療しなくても良いですよ」と言うまで点眼などの治療を続けるようにしましょう。プール熱は、プールでうつることが多いので、プールから上がったらすぐに水道水で目を洗ったり、泳ぐときには水中メガネを使用した方が良いでしょう。何よりも大切なのは、充血していたり、目やにが出るときにはプールに入らないことです。
感染予防対策6箇条は、@手を流水や石けんで良く洗い、眼をこすらないこと A学校、幼稚園、保育所は、医師の許可があるまで休むこと(治癒証明書があります) B医師の許可があるまでプールに入らないこと C体力を落とさないように休養を取ること D人込みへ出かけないこと Eタオルや洗面用具は家族でも別のものを使用すること。
今、全国的に「はやり目」が流行っています。感染予防対策6箇条を守り、うつらないように気を付けましょう。
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