羽生田眼科医院トップ画像


あなたのコンタクトレンズ、大丈夫?(2)

投書のほとんどは若い女性からでした。安売りのコンタクトレンズ(以下CL)を買って、しばらく使用していたAさんの投書は、「違和感が続いていたが、<CLはこんなもの>と、仕方がないと思っていた。以前掲載の記事を読んで心配になり眼科専門医を受診したらCLがあっていないのが原因だと言われ新しく作り直した。余計にお金がかかってしまったが、今では違和感もなく毎日快適にCLを使っている。初めから眼科専門医で作ればよかった」というものです。
簡単に考えてCLを作ってしまった多くの患者さんが、前回の記事を読み、Aさんのように専門医を受診されました。そして合っていないCLが原因の黒目の異常や無症状でも放っておくと怖い目の病気が見つかって治療しています。Aさんの場合も合っていないCLが原因で、装用による違和感が生じたのです。眼科専門医で正確に合わせたCLに換えたことで、快適に装用できるようになったわけです。目に異常をきたす前に改善できて良かったですね。
Aさんのようなケースが多いようですね。
はい。合っていないCLを使っていたために目の異常を起こす方は多いですね。今回はCLによって異常を起こしてしまった黒目の写真を紹介しましょう。写真を見てびっくりしてCLをやめてしまう方もいるかもしれませんが、あえて怖い写真を掲載して、CLを装用している方々に注意を呼びかけたいと思います。
写真は合っていないソフトCLを装用していた若い女性の黒目(角膜)です。瞳の上方が白く混濁しています。角膜潰瘍です。原因はソフトCLのカーブが合っていないこと、CLから適切な使用方法・取り扱い方法を十分説明されていないために汚れが酷くなり、CLの酸素透過性がほとんど無くなってしまったことに加えて長時間の使用で黒目が酸欠を起こし、細菌が感染して白く濁ってしまったのです。このままCLを使い続ければ失明してしまうでしょう。幸いこの方も眼科専門医で適切な治療を受け、完全に濁りが消え、作り換えたCLを使っています。眼科専門医はここに紹介できないほどたくさんのCLによる異常を起こした症例を経験しています。だから皆様にCLの正しい作り方・使い方を訴え続けているのです。
この記事を読まれた読者から、使用中のCLについて不安や問題点等の質問に応じたいと思いますが。
快適なCL装用をしていただくため、どんな質問でもどうぞ。HP上でお答えします。目は一生使うものです。大切にしてください。



羽生田眼科医院

〒371-0022 群馬県前橋市千代田町2-10-13
TEL:027-232-1010