平成19年7月

キツネノマゴ 2007.7.3

58eadc73.jpgキツネノマゴは秋に小さな花をつけます。キツネノマゴ科の小型の一年草草本です。これは雑草で陽あたりの良い道端などで、どこでも見られますが、目立たない草です。以前はこれでアオタテハモドキを飼いました。今では卵が手に入るとオオバコで飼います。

ひまわり 2007.7.6

8c3111e5.jpg普通動植物の図鑑にはその種名はカタカナで書いてあります。でもヒマワリは「ひまわり」の方が良いです。
我が家の庭ではひまわりが咲き始めました。他ではもっと早く咲いてますが我が家で咲くと本格的な夏です。
ひまわりは北アメリカ原産のキク科の一年草です。これの種から食用油がとれますが、世界で一番の生産国はロシアだそうです。植物油の原料としてはパームヤシ、大豆、ナタネに次いで4番目の重要な植物です。あのロシアでの見渡す限りのひまわり畑は幻想的でさえあります・・

ノウゼンカズラ 2007・7・6

82776992.jpgノウゼンカズラも我が家の庭で咲き出しました。これは中国原産ですが、ノウゼンカズラ科の植物は色々花が見事で街路樹などに用いられます。あのジャカランダがそうです。桐も同じ仲間です。中国奥地にはこの仲間の草本が今頃から見事な花を咲かせてます。同じような豪華な花でした。ジャカランダは春の花で5月のシチリア、10月のオーストラリアで見ました。あの花の落ちた花弁の絨毯は何とも云えない美しさです。



ハイビスカス 2007.7.7

d28485f8.jpg我が家の夏の花シリーズ3番目はムクゲです。これには色々品種があるようですが、近隣の植栽から種が飛んで来て(運ばれて)実生から育ったものです。フヨウとかムクゲはHibiscus属で、あの仏桑花と同じ仲間です。ハイビスカスの方が通りは良いかも・・でもこの木は昨日の風で途中から幹がポッキリ折れてしまったのです。どうも虫にやられてるらしい。我が家では既にイチジク、カエデ、ブナが枯死し、現在オガタマとアワブキが危ないのです。呪われた庭か・・・


ヒオウギズイセン2007.7.8

906cec49.jpg家の庭でヒオウギズイセンが咲き始めました。この花の株は元々裏庭にあったのですが、もう何年も前に主なところを表に植え替えました。ところが日当たりの悪い裏の方が見事な花を咲かせるのです。表の群植は未だ蕾ですし、貧弱な花穂です・・・

ヘクソカヅラ 2007.7.8

dfc9da81.jpgこいつが根を張ってどこでもからみついてとても厄介な雑草なのです。これからホシホウジャクの幼虫が付いて食害するけど、そんなのは間に合わないくらい繁茂するのです。秋には種がどっさり出来てまた翌年には新しい株が出来て蔓延るのです。花はとても可憐なのですが、この草の全体が臭い・・そういえばヒオウギズイセンにも絡み付いてた。

ヤブカンゾウ 2007.7.9

291b9cf8.jpg藤岡の西平井でヤブカンゾウが咲いてました。ウチの庭にもあるのですが、未だ蕾です。こちらは既に盛期を過ぎた様子でした。山名にも観音山にもあります。昔は烏川の堤防に一面に咲いてましたけどね。

キキョウ 2007.7.10

ca044497.jpg庭ではキキョウの花が咲き始めました。

ネムノキの花 2007.7.11

5130f33b.jpgネムノキって不思議な花をつけます。赤いのは花糸で花弁ではないのです。でも実はやはり豆の木で鞘をつけた「豆」がなります。遠くからも目立つのですが、近づくとそんなにキレイではありません・・・
今日は夕方「農水大臣」が「公私混同でないことを明確にしておきたい・・」って云ってたけど、ありゃ裁判で証拠もないのに「私は無罪であると明確に主張します」って言って無罪判決が下りると思ってるようなもんだ。我々の会社で例えば「営業生産連絡会議・略して営生連」で説明資料もなしに「予算を守ることを明確に宣言します・」って云うようなもんだ。そいつはその月の20日付けで配置転換だね・・

ヤブカラシ 2007.7.11

c92486dc.jpgヤブカラシはぶどう科の多年生蔓草です。地下茎がやたら蔓延して、とても厄介な雑草です。夏になると木々の上に被って、ズルズルと蔓を引っ張って除去しようとすると花に来ていたアシナガバチやスズメガの巨大な幼虫がゾロゾロと付いてくる・・でも花は良く見ると小さいけど可憐な美しい花なのです。沢山の昆虫達が吸蜜に来ます。特にアオスジアゲハなんかが群がってることもあります。
ところで人類の究極の敵って何だと思います?エイリアンや宇宙人、原爆ではありません。「宗教」です。この問題は人類の叡智を結集しても永遠に解決しないでしょう。現実に宗教がらみで悲惨な戦争やテロが続いているのですから・・・何千年も前から、そして今でも、これからも・・

ホオズキ 2007.7.17

477e1bf6.jpg庭でホオズキの実が赤くなり始めました。本来栽培植物ですが、ウチの庭では最初から沢山ありました。それで保護するためなるべく抜かないでいたところ蔓延してしまったので、最近は生やす場所を限定してます。こいつは地下茎でドンドン増えて他の植物も駆逐してしまうことがあるので規制してます。でもその方がホオズキにも良いのかも知れません。

百日紅の花 2007・7・18

941b5ed7.jpgサルスベリが咲き始めました。中国原産で江戸時代に渡来したミソハギ科の落葉小高木です。実生から沢山の苗が出来、庭のあちこちで花を咲かせてます。ヒョロヒョロと枝が伸びて、長い枝の先端から鮮やかな花を沢山付けます。色は白と赤があります。これは塀の外側へ出た枝へ花を付けたものですが、例によって我が家は「嫌われて」いますので、出っ張った枝は伐らなければなりません。でもキレイな花が咲くと中々切れないのです。



オオハンゴンソウ 2007.7.18

f83b2e81.jpgオオハンゴンソウは環境省から「特定外来生物」に指定されています。この植物を移動したり、別の場所で栽培すると個人でも3年以下の懲役または300万円以下の罰金なのです。ここは山名丘陵なのですが、何故か保護されているようなのです。里山保全の方たちが毎日汗流して保全に精を出しているので、罪に問うのは酷ですね・・咲き出した花にとまるオオチャバネセセリです。蝶達は吸蜜する花は気に入れば何でも良いのです・