1989年
7月1日発行
No.15

               

     増築工事について

南側の美しい田んぼが荒れ地に変化して以来三年を経ました。実際のところ私も少しずつ環境破壊に参加しているのではないかと気になっています。ここに何回か建築を計画していましたが、その度に障害があり、今回ようやく計画が実現することになりました.

開院して15年目に入り、諸設備が大分老朽化しました。入院治療を中止すればよいのですが、もう少し続けたい気もし、あと十年間は一生懸命働く方針としました。重症患者さんのために多少看護がしやすくなるように、部屋を全体にやや広く、明るくする方針です。狭いながらも機能訓練室を設け、入院の患者さんの機能恢復に務めたいと念願をしています。

なるべく広く造ることを考えましたが、竹下さんの消費税のおかげで、建築費が高騰し、なかなか思うようにいきませんでした。多少ベッド数も増加しますが、床面積は120坪ばかり増加することになりました。

多分うまく行けば十二月末には完成するかもしれません。工事期間中、駐車場が手狭まになり、危険も多少あるかも知れません。充分こちらで注意するつもりですが、お気付きの点があれば、お申し出で下さるようお願い申し上げます.

(院長)