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2016.4.1 高齢者用肺炎球菌ワクチンが定期予防接種

高齢者用肺炎球菌ワクチンの予防接種が、平成26年10月から定期接種となりました。より多くの人が安心して接種を受けられるように、国が制度を変更したものです。

■高齢者の肺炎球菌感染症
肺炎は死亡原因の第3位であり、肺炎球菌はその原因の一因です。高齢者用肺炎球菌ワクチンを接種しておくと、肺炎球菌感染症の約70%に予防効果が期待できます。また、発病しても症状の悪化を抑え、合併症を予防することが期待されています。健康な人では、少なくとも接種後5年間は効果が持続するとされており、インフルエンザのように毎年接種する必要はありません。

種類

高齢者用肺炎球菌ワクチン

接種期間 平成28年4月1日〜平成29年3月31日
対象者 下記の生年月日表を参照
回数 1回(過去に接種した場合は国の基準により助成の対象外です)
費用

2,000円(対象者で、生活保護世帯や中国残留邦人の支援を受けている人は無料)

接種に必要な物

健康保険証・該当者の各家庭に配布された予防接種番号用紙(対象者宛の通知文)

 対象者
生年月日
昭和26年4月2日生〜昭和27年4月1日生
昭和21年4月2日生〜昭和22年4月1日生
昭和16年4月2日生〜昭和17年4月1日生
昭和11年4月2日生〜昭和12年4月1日生
昭和6年4月2日生 〜昭和7年4月1日生
大正15年4月2日生〜昭和2年4月1日生
大正10年4月2日生 〜大正11年4月1日生
大正5年4月2日生 〜大正6年4月1日生
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2016.4.1 高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種(任意)において一部公費負担があります

肺炎球菌による肺炎は、成人肺炎の 25〜40%を占めるといわれています。また中耳炎・副鼻腔炎・慢性気管支炎などの原因となることもあります。特に高齢者や心臓・腎臓・肝臓などの基礎疾患を有する人や脾臓を摘出した人などは重篤化しやすいため、注意が必要です。高齢者(23価)肺炎球菌ワクチンは、このような肺炎球菌が原因となる感染症を起こしやすい23種類の型が含まれていて、ワクチンを接種することによってそれらの感染症を予防することができます。

【対象者】 
満75歳以上の人(*接種当日に高崎市に住民登録または、外国人登録されている人に限ります。)

【自己負担額】   
接種費用(当院の場合7,500円から助成額2,000円を差し引いた額。(1回のみ)

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