院内で可能な検査

■胸部エックス線検査 (エックス線テレビシステム FLUOREX Glmate U / 東芝)

写真 エックス線を照射して検査を行います。レントゲン画像を撮影後、コンピュータ処理ですぐに結果を出し、 診察室のモニターで確認することができます。 肺癌、肺炎、結核、肺気腫、気胸をはじめ、多くの肺病変の発見や診断、病状の把握、治療効果の確認をすることができます。


■超音波診断装置 (UF−750XT / フクダ電子)

写真 超音波を出す探触子(プローブ)を腹部、その他に押し当て返ってくるエコー(反射波)を受信しながら検査を行います。 データはその場でコンピュータ処理が行われ、画像化されるので、診断肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓など腹部内臓器の断面層を モニターで観察することができます。腫瘍、ポリープ、炎症、結石などの発見に有用です。


■呼吸機能検査 (電子式診断用スパイロメータ SP-350COPD / フクダ電子)

写真 呼吸が苦しい、咳が出る、痰が出るなど、呼吸器の病気が考えられる時に行う検査です。 スパイロメータという計測器で肺の容積や、空気を出し入れする換気機能のレベルを測り、 肺線維症、気管支喘息、肺気腫など、慢性の呼吸器疾患の発見や診断をすることができます。


■心電図・血圧脈波検査装置 (VaSera VS-1500N)

狭心症や心筋梗塞、種々の不整脈などの心臓の色々な病気を診断する心電図の他に 高血圧、糖尿病の高脂血症などの生活習慣病あるいは脳血管障害の際に問題となる全身の血管の動脈硬化の程度を調べる装置です。


■血液検査
血液を採取しその採取した血液から病状などを診断するために行われる検査です。高脂血症、肝機能、腎機能、血糖値などを調べることができます。


■インフルエンザ迅速診断
診断キットを使い、鼻粘膜や咽頭粘膜にインフルエンザウイルスがいるかどうかを調べることができます。


■喀痰(かくたん)検査
痰には肺や気管支、咽喉頭など気道からはがれた細胞が含まれています。 痰を採取し、その中にどのような病的な成分が含まれているかを顕微鏡で観察する検査です。呼吸器の病気を発見する目的で行います。


■尿検査
尿の中に存在する細胞やたんぱく質、糖などにより身体の健康状態を検査します。腎臓や尿路系の病気を発見するのが目的ですが、糖尿病や肝臓病、膠原病や骨髄腫、がんなどの発見につながることもあります。


■もの忘れ検診
20項目と立方体模写より構成されている「脳の健康度チェックリスト」の記入を行います。初期の痴呆を発見するのが目的の検診です。


 他にも以下のような検査を行っています
 ■身体測定、血圧測定、視力検査、聴力検査 など

 *CT、MRIなどの検査が必要な場合は専門の関連病院に依頼します