2. 心電図(ホルター心電図、バイシクル・エルゴメーター)

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★ 心電図は、心臓の電気現象を記録する器械で、狭心症、心筋梗塞などの虚血性心疾患、不整脈、などの診断に威力を発揮します。藤原内科の心電図記録器(左写真)は、通常の心電図検査だけでなく、上の写真のような、ホルター心電図(後述)の解析、また写真はありませんが、自転車型エルゴメーターによる負荷心電図もとることができる優れものです。写真は、ホルター心電図を解析しているところです。1日24時間分の心電図情報を30分で打ち出してくれます。

ホルター心電図でよくわかる病気

不整脈

「胸がどきっとする。」「喉元が詰まってくる感じ。」
これは、不整脈による症状かもしれません。お年寄りの方で、「時々ふーっとする」といった、めまい感がある場合は、極端な徐脈(脈が遅い状態)が隠れているかもしれません。
ホルター心電図はこのような症状が、心臓に原因があるものかどうか、あるいは、不整脈があったとして、それを治療すべきか、様子を見ても大丈夫なものかどうかを判断するのに重要な情報を与えてくれます。

狭心症

坂道を上ると、「胸がぎゅっと締め付けられる。」「胸が痛い。」
これは心臓自身に血液が十分に流れないために起こる狭心症かもしれません。ホルター心電図で、発作が起きたときの心電図を調べてみると、症状のない時と比べて、波形に変化が認められることがあります。特に異型狭心症といわれる、心臓の血管(冠動脈(かんどうみゃく))が「攣縮(れんしゅく)」と呼ばれる、けいれんを起こし、ぎゅっと縮んでしまったために血液の流れが悪くなって起こる狭心症では、早朝起床前に起こることが多く、発作が起きてすぐ病院へかけつけても、けいれんが治まって血液の流れが元に戻ると、発作は消失し、心電図も元に戻ってしまいます。全く正常の心電図を見て救急病院の医師から、「本当に胸が苦しかったのですか?」などと、失礼な質問を受けた患者さんもいると聞きます。こんな時には、ホルター心電図でうまく発作時の心電図変化がとらえられると、はっきりした診断をつけることができます。


白衣高血圧症

患者さんの中には、私の前に座ったとたん、血圧が20−30mmHgくらい上がってしまう方がいらっしゃいます。「家ではこんなことないんですが・・・」とおっしゃられても、私には真偽のほどはわかりません。血圧計をお持ちの方なら、家でつけてきてもらうこともできますが、藤原内科のホルター心電図計は血圧を同時に測る装置も備えています。これによって、家での血圧、労作時の血圧、就寝中の血圧などを調べることができ、本当の高血圧か、精神的緊張による一過性の高血圧(これを「白衣高血圧」と呼んでいます。)かを見極めることができます。