血尿(尿に血が混ざる)

尿に血が混ざる血尿には症状の無い場合とある場合があります。又、目に見えないが尿検査で分かる血尿と自分でもわかる 血尿があります。こわいのは症状の無い血尿しかも目に見えない血尿です。これは健診などでしか分かりません。

症状の無い血尿(無症候性}血尿)
眼に見えない血尿はごく少ない量の出血ですが、 腎炎や尿管結石、腎臓やぼうこうのがん、慢性ぼうこう炎や慢性前立腺炎などの慢性炎症に伴う ことがあり、どっちかというと自覚症状が軽いか、 まったくないことが多いのが特徴です。(尿管結石の場合はすごい痛みを伴うことがあります)症状が軽いぶん軽く思われがちですが、重大な病気 のサインのこともありますので、健康診断などで指摘されて、二次検診や精密検査を進められたら泌尿器科を受診するようにお勧めします。

肉眼適血尿は、目に見えるぐらいの血尿ですが実際は、貧血を起こすほどの出血はまれで、 たいした量ではないことがほとんどです。でも、患者さんはおしっこが真っ赤になって、ほとんど全部が血液だと勘違いしてしまい、びっくりした り怖がったりします。そんな時、泌尿器科医は、「コップいっぱいのおしっこに血液を一滴混ぜても真っ赤に見えるものです 」と安心するようにご説明します。

痛みを伴う血尿は、尿路結石や急性炎症の可能性が強いです。尿路結石のうち腎結石は痛みが ないことも多いのですが、結石が狭いところに落ち込んでおしっこの通り道をふさぐと、強烈な痛みを起こします。

脇腹の痛みと発熱を伴う血尿は、急性腎盂腎炎の可能性があります。若い女性に多く、ぼうこう 炎のような頻尿や残尿管を伴うことがほとんどです。

痛みの少ない肉眼的血尿は腎臓や尿管、ぼうこう、前立腺のがんの可能性もあり、ほうっておく のは大変危険です。腎臓のがんは小児の特殊なものを除くと、30歳代からもみられる、がんの中でも比較的若い人の病気です。血尿のほか、何も症状が ないことも多く、大きくなるまで放置されがちです。診断にはレントゲン撮影や超音波断層法が有効です。腎臓に比べると尿管やぼうこうのがんは比較的 お年寄りに多い特徴があります。これも血尿以外には何の症状もないことが多く、放置するのは危険です。診断には超音波 断層法やレントゲン撮影のほか、ぼうこう鏡が大変有効です。ぼうこう鏡検査は多少痛みを伴いますが、ぼうこうがんは初期で あれば完全に治すこともできますので、疑いがある場合は積極的に検査をお受けになるべきでしょう。

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