減少する蝶類
*絶滅種:1 オオウラギンヒョウモン
*絶滅危惧種:3 クロシジミ、ミヤマシジミ、ツマグロキチョウ
*危急種:1 ホソバセセリ
*注目種:2 アサマイチモンジ、オナガアゲハ
絶滅種と絶滅危惧種はほとんどいない。
減少する原因
*本来の植生に頼って棲息するが、孤立した環境で周辺からの「供給」がない
*丘陵地の伐採、宅地化が進んで来た。
*環境の変化
  伐採による植物相の変化、及び乾燥化による不適応、気温の上昇・・等
*害虫対策の薬剤散布
*不明な部分も多い
植物はあっても飛ぶ力がない種は孤立してしま
うと駄目。
環境がつながっていないと駄目。団地、川など
原因が分からないことも多い。
増加する蝶類
  ツマグロヒョウモン
  ムラサキツバメ
  クロコノマチョウ
  モンキアゲハ
  ムラサキシジミ
   以上は南方系の蝶である
南方系の蝶の増加・・・明らかに暖かくなっていることを示す。
ツマグロヒョウモン:10〜15年前は採れると大騒ぎだった。
            今はスミレの害虫といわれ、すごい勢いで増えている。
クロコノマチョウ:80〜90年代に桐生、太田で発見された。
モンキアゲハ:カラスザンショウなどが食草。沼田の方で繁殖。
ムラサキシジミ:シラカシ、アラカシの伐採により土曜眼が出ると、増えるとされる。

増加する原因
*人為的に持ち込まれたが、気候、環境に適応している
  (寄生、植生、棲息環境)
*環境の変化(気温の上昇・・・越冬可能化)
*ホストが環境変化及び人為的に北上、移動
*競合種の衰退
*不明の部分が多い
植栽による移動。
人為的かどうか証拠がない。データーが必要
理由がわからないものも。ヒートアイランド減少だけでは
片付けられない。
既に絶滅したと思われるか、なたは絶滅に瀕している種
*オオウラギンヒョウモン
   群馬県RDBでも絶滅種
   1953年高崎観音山の記録・・・・1976赤城昆虫同好会「赤城」
*クロシジミ
   群馬県RDBで絶滅危惧種
   1972布施「群馬の蝶」
*ミヤマシジミ
   群馬県RDBで絶滅危惧種
   1989.May。28 高崎市阿久津町烏川・・2003大橋「乱舞」13号
写真説明)
ミヤマシジミは現在県内では一箇所のみ
近隣では棲息するが観音山では絶滅したと思われる蝶
*ツマグロキチョウ
  群馬県RDBでは絶滅危惧種
  1978〜1980秋高崎市野附町で確認
*ウラミスジシジミ
  1976赤城昆虫同好会「赤城」
  源治では観音山周辺には棲息していないと思われるが前橋、榛名町では
棲息している。
*スジボソヤマキチョウ
  1978年秋には確認・・・2001池沢「乱舞11号」
ウラミスジシジミ・・クロウメモドキが食草。前橋より北にはいる。
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