観音山に動植物が豊富な理由 *本来、動物相、植物相が豊かな場所であり、気候に恵まれていた。 *丘陵地が「風致地区」として保存されている。(市内平地を住宅地とし丘陵はリクリエーションの場としての位置づけが明確) *有志による一部里山の保全活動も行われている *地形的にも風水害を受けない安定いした場所 |
目次 *観音山周辺の蝶相の豊かさ *減った蝶、増えた蝶(変遷) *具体的な種の衰亡<BR> *観音山で見られる蝶類 *蝶類及び環境保護のための提言 *結語 |
観音山の蝶類の概観 *現在までに記録のある種・・・80種 因みに *日本全国では・・・約270種 *群馬県では・・・144種 (2006池沢「かみつけ」1号 *長野県では・・・約150種 *栃木県では・・・約140種 |
群馬県のRDB(レッドデーター)について *群馬県産40種について記載(小出、2006「かみつけ」1号) 絶滅種:7 絶滅危惧種:14 緊急種:8 注目種:11 *因みに群馬県オフィシャルな記載種数:布施、55種 |
観音山周辺の蝶類の衰亡 *群馬県RDB記載種が7種 オオウラギンヒョウモン、ミスジチョウ、クロシジミ、ミヤマシジミ、ウラミスジシジミ、ツマグロキチョウ、ホソバセセリ *現在でも見られる蝶は・・・74種 *うち3種はここ数年で数を増やしてきた ツマグロヒョウモン、ムラサキツバメ、クロモノマチョウ *更に2種が今後分布を拡大する可能性がある ウスバシロチョウ、ホソオチョウ |