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事務局が小委員会の委員長を務めて、まとめた小委員会の最終提案。
提案の内容の全部は基本計画に反映されていないが、今後もこれらの道筋をめざすべきだと
思い、掲載する。(平成21年4月)
植栽検討小委員会 平成20年11月4日
「いままでの植栽に関連する方針のまとめ」 重要!
@ なるべく現状の地形を生かす。
A 子供博覧会、カッパピアの歴史を大切に、子供に夢を提供する場という位置づけ。
B 多くの人が安全に楽しめるという公園としての役割の大前提の確認。
バリアフリー。車椅子で作業できる花壇など
C 環境政策実現の場として、生物多様性に配慮した公園作りと管理の先進的モデルの場。
D 特に、子供が身近に自然に触れることのできる公園。
E ゾーニングをしっかりして、ゾーニング毎に植生の管理の目的と方法を確立する。
F ゾーニングのポイントとして、在来種、外来種、園芸種を意識して植栽管理。
G 広場は草地管理とする。遊びやイベントの場としての安全と生き物に配慮した管理。
H 樹林部は段階的に整備し、落葉広葉樹の里山の自然をとりもどすことを目標とするが、
場所によっては常緑広葉樹も残して遷移にまかせる。
枯れた赤松の処分を急ぐ。外来種のニセアカシアはできるだけ伐採する。
伐採した樹木の園内での利用に努め、活動につなげる。
I 竹林は竹の利用を図りつつ、整備する。
J 観音山丘陵全体の中で貴重な水辺を再生する。水質の悪化を防ぐ方策を確立した上で、
生物の生態に配慮した管理を行なう。外来生物の持込禁止の徹底。
K 現在生えている園内の樹木を生かしつつ、四季おりおりの花が楽しめる花木を植栽する。
特に桜を多品種植えて長期間楽しめる工夫
池の周りのカエデの紅葉の魅力を生かす その他具体的な内容は別紙
L 子供たちやお年寄りが共に楽しめるように、伝統的行事や昔からの遊び、工作、食べられ
る実や葉っぱなど、楽しく安全な利用につながる植物の植栽を仕掛けとして工夫する。
M 園内での伐採による枝葉を植物資源として再利用、堆肥化、チップ化するなどして園内で消
費することを前提に施設や整備方法を確立する。
N 森林管理は、造園業者に依頼するだけでなく、森林管理のNPOや専門家の指導のもとで市
民が参加できるように人材育成と活動の広がりを目指す。
O 植生や生物の調査を地域の専門家の指導と市民参加で継続的に行ない、植生管理の方針
作りに役立て、業者やボランティアとの交流によって目指す管理を実現する。
P 植栽は年月をかけて実現するという前提で、市民参加の場を作る工夫により市民の愛着が
深まる公園に育てていく。植樹、花壇作りなど。
Q 園内の植物や生き物観察の魅力を紹介する活動を継続的に行なう。
HP開設、お知らせ発行などの広報、自然観察会開催、案内板設置の工夫
クラス単位、学年単位の学習活動への協力・・・・教育委員会と相談必要
R公園憲章を作って来場者への理解と協力を徹底する。安全、生物多様性、市民参加。