院長あいさつ

院長あいさつ

須藤雄仁院長

令和5年4月1日より医療法人済恵会理事長、須藤病院院長を拝命した須藤雄仁です。当院は1943年の開院以来、80年にわたり多くの皆様に支えられ、地域医療の貢献に尽力してまいりました。

当院では、内科、外科、整形外科、脳神経外科、眼科、皮膚科などの一般外来をはじめ、循環器や肺・呼吸器、消化器、アレルギー、糖尿病や放射線科(読影)、形成外科等多くの専門外来を有し、常勤医師や群馬大学、高崎総合医療センター等から招聘した各分野の専門医師が日々診療に取り組んでいます。また、高崎・安中医療圏の救急指定病院として安中市内外から年間500台以上の救急車を受け入れています。当院の病棟編成の特徴は、急性期病棟48床、回復期リハビリテーション病棟41床、療養病棟31床とそれぞれが異なる機能をもつ3つの病棟を有することです。このことにより、刻々と変化する患者さんの状態に必要な医療を、迅速かつ適切なタイミングで、切れ目なく提供することが可能です。

済恵会の医療の中心である急性期病棟では、肺炎や心不全、脳卒中や消化器病、糖尿病の急性増悪など幅広い内科系の救急疾患の治療を行うのはもちろんのこと、地域の救急病院として求められる手術治療に特に重点を置いています。手術部スタッフと手術の体制を整備し、最新の3D腹腔鏡を用いた外科疾患(虫垂炎や胆石症、脱腸)及び消化器癌の手術、特に当地域でニーズが多い整形外科の外傷・骨折や関節の手術、乳癌や形成外科などの手術を行い、件数も増加しております。また7対1の最高水準の看護体制を整え、患者さんの急変時にも迅速に対応できる、手厚い看護ケアを提供することを心掛けています。
 回復期リハビリテーション病棟では、県内でも有数のリハビリスタッフ数に加え、最新の機器(ロボットリハビリ)や方法論を導入し、安中市内はもちろん市外からも外傷や脳卒中後の患者さんを受け入れております。また、肺炎や心疾患などで衰えた心肺機能、摂食機能を回復させるための呼吸・心臓リハビリも含め、年中無休でリハビリテーションを提供しています。
急性期、回復期治療後の後方支援として療養病棟の他、済恵会グループでは介護老人保健施設めぐみ、ケアハウスジョリエやなせ、介護付有料老人ホームななかまど等をはじめとする関連施設、デイサービスさくら、訪問看護、訪問介護、訪問リハビリ部門を運営し、スムーズにご利用頂けるよう努めております。いつでもご相談下さい。
 当院は地域密着型の病院であり、患者さんとのつながりは単なる診療関係にとどまりません。お困りの際にはすぐに訪れてくださる患者さんや、ご家族数世代にわたるかかりつけ患者さん、地元企業の関係者の方々、当法人の職員の家族など、さまざまな方々とのつながりがあります。患者さんやご家族との絆は、当院が根差す地域との結びつきそのものです。

今後も私たちは地域の皆様と共に喜びや楽しみを分かち合い、時には悲しみを共にし、そしてまた元気を取り戻し、常に皆様のそばにいて頼りにされる病院を目指してまいります。どうぞよろしくお願い致します。

病院広報誌オアシスのご案内

病院広報誌オアシス

病院広報誌「オアシス」は、須藤病院が発行している広報誌です。 当院にて無料で配布していますのでぜひご覧ください。

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