治療と手術について

当院の消化器内視鏡検査について

当院では経験豊富な2名の日本消化器内視鏡学会専門医(常勤医)の他、群馬大学医学部付属病院、高崎総合医療センター等より複数の内視鏡専門医を招聘し、苦痛の少ない内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)を行っております。

① 胃内視鏡検査(胃カメラ)
対応疾患;食道、胃や十二指腸の癌、潰瘍、粘膜下腫瘍、胃炎、逆流性食道炎など

胃カメラ(イメージ)

安中市では2020年度より胃カメラによる胃癌検診が開始されました。当院では患者様に苦痛の少ない胃カメラを受けて頂くために、細径内視鏡、経鼻内視鏡を用いて検査を行っています。月曜から土曜の午前中、毎日行っておりますので急病の患者さんへの対応も可能です。一般の患者さんは事前の外来受診で検査予約をお願い致します。2021年は検診を含め、1882件の実績があります。担当医師の詳細は内視鏡予定表をご参照下さい。

② 大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
対応疾患;大腸や肛門の癌、ポリープ、腸炎、炎症性腸疾患、大腸憩室、痔など

大腸カメラ(イメージ)

近年わが国では食生活の欧米化に伴い大腸癌の発生が増加し、癌部位別の死亡数では女性1位、男性3位となっています(2018年)。大腸癌は早期であれば内視鏡下切除、腹腔鏡下手術で治せることも多く、早期発見が非常に重要です。大腸癌の早期発見に大腸カメラが必要不可欠です。また大腸カメラで比較的多くみられる大腸ポリープの中には成長して癌になるものがあります。当院では、小さなポリープであればその場で内視鏡下に切除し、治療を同時に行うことができます。このほか腹痛や下血を起こす腸炎や憩室炎、痔や脱肛等の疾患にも対応可能です。
2021年の実績は大腸カメラ360件、内視鏡下ポリープ切除148件となっております。

大腸カメラには検査の前処置が必要となりますので、検査の予約につきましては消化器科の受診をお願い致します。

当院で行う内視鏡検査の特長・利点は、入院や手術が可能であり、診断と治療を同時に行うことができる点です。皆様是非ご相談下さい。

内視鏡室内部
内視鏡室内部

上;前処置室 下;静養室
上;前処置室 下;静養室


  • 泉 勝

    泉 勝

  • 髙橋 憲史

    髙橋 憲史
    日本消化器内視鏡学会 専門医

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