カッパピア情報  平成22年度                

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平成22年6月13日 松枯れ対策作業・報告

  5月23日に予定していた作業が当日雨になり、6月13日実施いたしました。

準備
  5月6日 公園緑地課と現地視察、作業内容説明
  5月18日 現地作業下準備(道具、作業内容の確認、土壌検査)西野、川嵜
  5月23日 藤蔓切り(午前中)、午後作業中止の確認。
 松本さんが来て下さり、現地の説明と庭作りの由来などをお聞きした。
  作業の日程を再度検討し、6月13日に実施とした。
  活動呼びかけは「日本熊森協会群馬県支部」と「観音山丘陵ネットの会」を中心に。
  元カッパピア跡地再整備検討委員会の皆様にも活動のご紹介手紙送付。

作業の様子と報告
 松の樹の周りにタイルが敷き詰められていたので部分的に撤去。下の方に積み重ねた。
 樹の周囲に10センチほどの溝を掘る。
 溝及び樹の周辺に粉炭、竹炭を粉砕したものを撒いて土をかぶせた。
 入り口の松4本と奥の松一本に対して手当て。
奥の松は近くの松がすっかり駄目になっている上、枯れ枝が目立つので、特に緊急を要するものと思われた。
入り口から少し入ったところに15センチほどの松の芽生えが数本あり、こちらにも炭を撒いてあげた。
 (踏まないようにご注意を!)
作業は8名で1時から3時まで実施。途中、駐在のお巡りさんが様子を見に来ました。
スコップは持参したものと熊森の会が用意。今回、土が固くてスコップでは掘れないので、熊森の会でツルハシを
購入してくれました。
撒いた炭は、全体で120キログラム(野附で竹林整備をしているメンバーが焼いた竹炭80キロと購入した炭40キロ)
炭は10キロ1500円です。

まとめ
 前橋の敷島公園で数年前に炭を撒いた松は元気ですが、撒かなかった松は枯れ始めているそうです。今回、松本さんからお父さんが思いを込めてお地蔵さんを立て、庭を寄贈してくださったというお話を聞くことができ、作業へのやる気が高まりました。
 また、松の大木が2本枯れ、また、奥の松もすでに3〜4本枯れていることから、作業は緊急性があり、公園緑地課が私たちの申し出にすぐに答えてくださって、入梅前になんとか作業が実施できたことに感謝申し上げます。

 駐車場脇の桑の樹にドドメがたくさん成っていて、作業後皆で食べました。甘くておいしかったです!「自然の恵み!」という感じ。早く、水道とトイレが欲しいです。

以上、高崎市公園緑地課に報告した内容


平成22年5月23日 松枯れ対策作業・・雨にて延期
 
 
  カッパピア入り口の松枯れ進行を止めようと、土壌改良に炭を撒く計画でしたが、
 雨のために、作業は延期となりました。

  正面の丘には、元地主の松本さんのお父さんが
  寄贈してくださったお地蔵さんが2体あります。

   左の写真は子育て地蔵

   もう一つ、入り口に見返り地蔵があります。

   周りがつたに覆われて大変なことになっています。
   朝の雨が降る前に少し、ツタきりをしましたが、まだ
  不十分です。
   作業日程を調整して、なんとかきれいにしたいとお
   もいます。






  一本の松は、春の雪で根元から折れて倒れた。
  もう一本はほとんど葉が茶色になっている。
  右側のもう一本は、下の枝が茶色になってきた。

  せめて、手前の4本を元気にしたいものです。












平成22年5月22日 夏鳥の観察

  昨年いつづいて、夏鳥が来るころの探鳥会を開催しました。  お天気でよかった。

 朝7時から9時まで鳥を観察しました。

 確認できた鳥  順番に

  カルガモ、ウグイス、ホトトギス、キセキレイ
  ガビチョウ、シジュウカラ、ホオジロ、ヤマガラ
  エナガ、ヒヨドリ、ツバメ、コジュケイ、キビタキ
  コゲラ、カワラヒワ、コチドリ、ハシブトガラス、
   ハシボソガラス、キジバ
ト、メジロ

  キビタキは残念ながら姿はみられませんでした。
   鳥を観察するには、自分が木になったようにじっ
   として、粘って見ないとみられないそうです。


 コチドリは本来河原にいる鳥ですが、カッパピアのコンクリートを粉砕した小山の上にいました。
 河原とまちがえたのかな?

 子ども3人と大人4人に、指導者2名という贅沢な観察会で、とても勉強になりました。
 探鳥会のお誘いは寺尾小と片岡小にお配りしましたが、当日、ファミリーパークで植樹祭が
あるなど、スケジュールがうまくいかず、参加者が少なかったのは残念ですが、観察はじっくりできました。


平成22年4月20日 高崎市公園緑地課との面談報告

係長の善如寺さんか移動になり、内山さんになった。

〈4月に面談したときのお話〉
 *基本計画をもとに基盤整備の図面ができた。入札後、7月ごろより工事開始予定。・・・その後10月との情報
 *国からの予算がへったので、完成まで5年では済まないとの予測。大きな設計変更もありうる。
 *民有地は園内のほとんどを買い取った。
 *参道みやげ物屋からの下水は、地下を通して下流の新川に流す。園内はバイパス。
 *園内の下水は下の本管までつなぐ。

〈4月に観音山丘陵ネットの会として申し入れたことなど〉
  参加者:課長、係長、西野、葛生さん(NPO観音山丘陵調査理事長、日本野鳥の会高崎分会長)、川嵜さん
 (日本熊森協会群馬県支部長)
 @工事の進展に応じて、可能な範囲で自然観察会を開催する許可。周辺地域ででも実施して活動を継続する。
 A赤松が枯れて一部倒れた。残りの松枯れを何とかするために、調査と土壌改良の作業を試みることの許可。
 B公園内のきちんとした自然調査の必要性と予算化、地域の専門家による調査の大切さを説明。
    検討するとの返事。・・・「事前の環境アセスの義務はない」との返事でしたが、動植物の種類を把握する必
   要性とミゾゴイの営巣時に作業の配慮が必要であることはご理解いただいた(と思う・・)。
 C準備会設立のお願い。公園ができた時点で関わる人のネットワークができていないと何もできないだろう。と
 D準備会設立のきっかけとして、観音山丘陵ネットの会の今までの観察活動の報告会を開催してもらいたい。
   ・・・・部長に相談するとのこと
  大宮先生に召集お願いすればいいのではと。再整備検討委員会の解散時にそのような話になっていた。

   〈会としての今年度目標〉
@観察会の継続と活動報告(報告書作成と発表会)
A地域の人に関心を持ってもらう。開園後の活動の参加へつなげる。
   山仕事、園内整備、観察会など。
B準備会設立。準備活動の予算化。
C自然調査の実施と予算化・・地域の専門家によるもの
D工事進展に伴って、自然保護の視点からの提言とその提言実施の確認作業。