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高崎市公園緑地課との懇談報告 
                          平成19年7月3日午前11時〜
<当日の資料>
1) ご挨拶、自己紹介
   神宮さん(公園緑地課長)がお会いくださいました。
   会のメンバー:石津、西野、桜井、竹内、竹内

2)カッパピアの跡地再生についてご質問・・・お答えなどは後半に記載
    1.施設撤去の内容について
    2. 跡地利用の計画の進め方について 
    3. 跡地利用の方針など
    4. 地主さんへの対応について

3) 観音山丘陵ネットの会からのご提案
   アンケートについて・・・集計結果と感想を伝えました
   杉山恵一先生講演会について・・・講演会要旨を渡し、計画段階からの市民参加を訴えました
   高崎高校新聞の記事について・・・観光協会会長の談話内容を確認
(ア) 自然公園としての整備の留意点
   なるべく手を掛けない
   危険に対する安全確保は自己責任という考え方も明記すべき
(イ) 子供たちが学習する拠点として「自然環境資料館」(仮称)を
   設置と市民参加による運営の可能性など
(ウ) プールの再生はあせらずに
     ホタルの放流などはやめてほしい
(エ) 緑化フェアーに連動して市民参加の公園整備活動を盛り上げては
   歩道も歩けない状態になっている
(オ) 今後の計画を市民参加で進めるためには、現地見学会が必要
   現地を見ないと正しい計画が立てられない
(カ) 現地の歴史を語るものの保存を・・・高崎こども博覧会の記念の像
   お母さんの詩のパネル、お地蔵さん、結婚記念植樹、全国から集めた桜なども
(キ) 地主さんへの相応の対応を
     固定資産税、地代、買い取りなど今後の観音山丘陵の保全に繋がる道筋を


神宮課長のお話の要点

1. 施設撤去について
  1) 遊具などの上物だけを撤去する。土台は今後の整備の必要に応じて行う。
   撤去するもの:遊具、構造物、滑り台、デッキなど、建物はアスベストが使われていたので撤去する。入り口の木造3棟とトイレは残す。
   残すもの:プールは壊すとがけ崩れの恐れがあるので撤去しない。
        歩道のコンクリートも当面そのまま。
        入り口の木造3棟は使えそうなので残す。
  2) 記念物はとりあえずすべて残す。今後、修復、移転などを検討。
  3) 施設の撤去費用は上物のみで8000万円を市議会に計上して、承認された。2億という見積もりは(新聞の報道ではそういっていた)土台も全部撤去する場合のもの。鉄材はキロ200円で買い取るとして、それも含めてこの予算。現在、入札の手続き中。一ヶ月掛かる。
  4) 作業はなるべく早く、8月からでも開始し、工事の開始とともに、フェンスも撤去したい。作業が始まることで、不法侵入の抑止になるかとも思う。撤去工事は、今年度中に終了させたい。
  5) ベンチやゴミ箱など利用できるものは使う。
  6) 染料植物園からのルートは確保する予定。

2.跡地利用の計画の進め方について
   秋に跡地利用の意見を聞く委員会を発足させる。有識者、地権者、一般公募、関係者など
    ワークショップも必要かと思う
   その後、緑地審議会などの上部組織での審議を経て、議会の承認が必要
   他課(例えば、環境政策課、観光課、教育委員会など)との連携は?・・・横断的な行政内の検討委員会?運営委員会?などで調整をすることになる。

3.跡地利用の方針
   今後、いろいろ意見を聞いて、決める。遊園地が欲しいという意見も無くはない。

4.地主さんへの対応
   公園として整備された段階で対応することになる。

5.会からの提案に対して
   入り口の木造の建物の利用は?
     管理事務所、学習室などの利用が可能ではあるが今後検討。
   治安の問題・・・日中と夜間の問題。監視モニター導入や整備会社委託も検討。
   公園管理の委託をNPOや市民団体に委託する可能性は
     今後、それを含めて検討
   高崎高校の新聞取材で観光協会会長が「観音山再開発プロジェクトチーム」の来年度編成を予定というコメントについて・・・公園緑地課は関係していないので分からない。
   計画段階からの市民参加が大切では・・・良く理解している