城山小エコクラブ昆虫観察会報告(第一回)・・・第2回報告   ホームへ

                  平成19年4月30日

 430日、晴天に恵まれ、16人の児童とPTA会長の近藤さん、お父さん、地域の方々など総勢23名で、昆虫観察会を行いました。

 はじめ、城山クリニックの庭で、ご指導くださった廣田さんから、蝶を捕まえるテクニックを教えていただきました。

 お話しを聞く前に、もう、クリニックの庭で蝶を捕まえた子もいました。

 中央公園では、一人一匹を目指してがんばりました。10匹近くゲットして、ゲートボール場脇の広場に移動。おやつを食べて、さらにがんばり、たくさんの種類の蝶を観察しました。ハチやバッタ、クモ、カナヘビを捕まえたお友達もいました。

 捕まえた虫をもって、クリニックの待合室で、廣田さんから、見つけた蝶について、お話しを聞き、蝶の好きな草などを教えていただきました。

 観察された蝶は下の通りです。蝶は11種類でした。

     城山クリニックの庭(朝9時半ごろ)

       モンシロチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、キアゲハ

     中央公園(9時半から10時半ごろ)

       ヤマトシジミ、ベニシジミ、ツバメシジミ、モンシロチョウ、キチョウ、

       スジグロシロチョウ、ミツバチ、ツチバッタ

     ゲートボール場脇広場(10時半から11時半)

           ベニシジミ、ヤマトシジミ、モンキチョウ、スジグシロチョウ、
       モンシロチョウ、キチョウ、ツマキチョウ、ヒメウラナミジャノメ、
       テングチョウ

この中で、ツマキチョウは、年に一回今の時期だけ出現する蝶で、雄が先に羽化して雌が羽化するのを待ち構えて交尾し、タネツケバナという草に卵を産むそうです。この蝶を見つけたのは、黒沢君でした。テングチョウも年一回しか発生しません。蝶で越冬してエノキに卵を産みます。テングチョウを見つけたのは、薄井君です。

 参加者は、全員がなんとか、蝶を捕まえようと、がんばりました。

ご指導下さった廣田さんも、子供たちの様子を見て楽しかったと言ってくださいました。また、違う時期に、違う蝶が観察できると思いますので、次の観察会の計画も予定しています。今回参加できなかった子も、今度は、是非参加してください。

      平成19430日    城山小エコクラブ 顧問 西野仁美